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| 木村 英明 |
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| 昭和15年東大阪市に生まれる。立命館大学理工学部卒。 |
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| 音楽理論を矢田部宏氏に、演奏を田中清正、中川信隆両氏に学ぶ |
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| 69年春スペインに渡りホセ・トマス、ホレヘ・フレスノ両氏に師事。 |
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| 71年春帰国。現在関西を中心に音楽活動をする。 |
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| 東大阪にある菊水保育園の4歳・5歳児全員のギター指導等幼児 |
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| ギター指導歴は40年以上のキャリアを持ち、常に方々からの見学者 |
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| を受ける。また愛媛県川之江市の緑ヶ丘幼稚園、三島市の愛知幼稚園 |
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| でのギター指導も手がける。 |
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| - 幼児とギターを弾くということ・・・ - |
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| 私は今でも「大人が弾いても難しいといわれるギターという楽器が、果たして幼児でも弾いて楽しめる |
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| のか」とよく聞かれます。 |
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| ギターを弾くというこ事を説明しますと、鳴らしたい音を出すには、指定された左指でギターのポジショ |
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| ンの勘所を正しく押さえて右指で弦を弾くのですが、幼児の場合始めのうちだけですが、半数位は右 |
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| 指を注意すると左指の注意が出来ずに、押さえておく力が抜けてしまって音が出ません。
ピアノや木 |
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| 琴や打楽器などは1つの動作で1つの音が出るのに、ギターはふたつの動作で音が出るのです。 |
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| ギターは左右の手の連系動作が旨く出来ないと音が鳴ってくれないのです。 まもなく全員が弾けるよ |
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| うになりますが、これは3歳〜5歳の幼児には少し複雑な遊びです。けれども幼児の日常生活をよく見 |
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| れば、「服のボタンをすばやく留める」「ひもを結ぶ(蝶々結びなど)」「衣類を着たり脱いだり」「ハサミを |
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| 上手に使う」などの動作は、両手の連係動作が器用に働かなければ上手に出来ません。 |
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| そういった能力が育ち始めるのがこの時期からですが、子供の遊びを見ていると、手の動作は片方ず |
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| つ動かす動作が多く、両手同時にバランスよく動かす動作は少ないものです。遊びなどを両手の指を上 |
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| 手に動かすことは大切な事ですが、その能力を育て始めるのがこの時期なのです。 |
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| また「指は頭脳の出張所」と言われ、細かく沢山の指を動かすことによって能の活性化を促し、能力や |
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| 才能を伸ばしていきます。 |
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| というわけで、ギターは幼児にとって少し複雑な遊びなのですが、決して無理な作業ではなく、丁度この |
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| この頃に適した音のでる知育玩具なのです。私達はギターを使って、お子様の頭脳の畑を耕してどんな |
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| 勉強の種を蒔かれても立派に育ちやすくなる手助けをしていると考えております。 |
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| 音楽の持っている力が、人間形成において最も効率よく効果的に影響する時期は幼児期だと言われて |
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| います。詳しくは色々と書物が出版されていますので、そちらに譲るとして、ここでは簡単に音楽が |
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| 幼児期の人間形成にどのようにかかわるかを書いてみましょう。 |
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楽器を演奏すること |
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両手指が器用になります。持続的集中力がつきます。 |
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リズムに合わせること |
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自分勝手に弾くわけにはいきません。リズムに合わせなければなりませんので敏捷性が養われ |
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ます。 |
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きれいに演奏すること |
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幼くとも音に対して非常に敏感な時期ですので、作音楽器(感性を養って個性的な音を弾く人が |
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作る)の代表であるギターは美意識や表現力感性が養われます。 |
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暗譜すること |
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幼児期の記憶力が素晴らしいのは言うまでもありませんが、さらに脳の活性化につながります。 |
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合奏するということ |
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「他の人の音を聞くこと」は「他の人の意見を聞くこと」に繋がり、さらに協調性の芽生えに繋がります。 |
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| 楽しくギターを演奏することによって、いろいろ大切な基本能力が育っていきます。 |
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